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 やりましたね。井山裕太、大三冠と6冠達成、

大三冠とはタイトルの種類で、棋聖、名人、本因坊のことです。

同時に獲得した人は趙治勲という囲碁棋士だけで、

正確に日本人なら井山裕太が初めてです。

それだけ難しい事です。

今回、名人戦を山下名人と戦ったのですが、4勝1敗で勝ちました。

負けた相手に「井山裕太には敵わない」と思わせながら

勝つところがすごいです。

しばらく、山下9段は井山裕太のにらみ一つで投了（降参）するでしょう。

一つ心配があります。井山裕太とタイトル戦を戦った相手が

その後、弱くなってるような気がします。

コテンパンにやられて、自信を失うのでしょう。

圧倒的な壁の前に膝をついてしまったら、

立ち直るのに時間がかかるのかもしれません。

なぜ、井山裕太がここまで強いのか？

囲碁の戦い方が違うような気がします。貪欲な獣のような戦い方です。

相手の得意な戦法を真正面から受け止めて、そして、勝つ。。

その中で、今までの常識的な打ち方を崩して、新しい打ち方をしています。

新しい戦法に素早く適応するのは若い囲碁棋士です。よって、

10代の囲碁棋士が最近は強いです。

40才以上の囲碁棋士がこれから勝つのは難しいかもしれません。

タイトル戦を戦うのは20代ばかり、、、

そんな日が来るのも近いかもしれません。

今月の下旬から、王座戦と天元戦の防衛が始まります。

囲碁界の7冠達成も現実味が帯びてきました。

もし、井山裕太が7冠を達成したら日本の囲碁は終わります。

そして、新しい日本の囲碁が始まることでしょう。

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