2015年4月28日 火曜日
20年前のシドニー⑦(彼の話)
交通事故治療、むち打ち治療、おうせ整骨院におまかせください。
この話は彼の話です。
少しの酔いもあったし、外国に来た開放感で、つい乗り気になってしまいました。
二日後の土曜日に僕は、ジョンに連れられて、ある人の家に行きました。
緊張して待ってると、テーブルに一人の老人がやってきました。
軽く挨拶すると、老人は鋭い目で私を見つめました。
「君は中国人かい?」と老人は言いました。
「日本人ですよ」と僕は言いました。
「証拠はあるのかい、中国人にはむかし、痛い目にあったからね、」
僕はしぶしぶパスポートを見せました。
老人はパスポートを見ると、すばやくカメラで写真を撮りました。
「日本人は大丈夫だね、昔、中国人がイカサマをしてね、、
まあ、君は大丈夫だね、失礼したよ、」
老人はニコッと笑って握手を求めてきました。
疑われてるのかな、やばいな、僕はジョンの顔をちらりと見ました。
ジョンは済ました顔で、大丈夫と目で合図しました。
そして、いよいよブラックジャックが始まりました。
僕と老人と後二人の外人さんとゲームしました。
勝ったり、負けたりしながら、ゲームは進んでいました。
時々、ジョンから合図が来てその時は必ず勝ちます。
ポイント、ポイントで合図が来るので、勝ち金はどんどん増えていきます。
緊張もしてるし、合図を見逃さないようにしないといけないとで、
頭はふらふらになってきましたした。
3時間ぐらいゲームをしたときには僕の勝ち金は大分増えていました。
僕の高く積みあがったコインを見ながら、老人がこういいました。
「もう、時間もないから、大きく賭けないかい、それて終わりにしよう」
ジョンは無言でうなずきました。
「いいよ、僕の勝ち金を全部かけるよ、おじさんもね」
たとえ負けても、勝ち金がなくなるだけだし、損はないんだから。
そして、最後の勝負になりました。
ジョンからの合図は的確で、分かりやすく、その勝負にも勝ってしまいました。
老人はさほど、取り乱さずにこう言いました。
「悔しいが今日は私の負けだ。明日、日曜日に、リベンジさせてくれ」
いいですよと僕は答えて、ジョンと二人で帰っていきました。
車に乗ってから、勝ち金を二人で山分けにしました。
日本円で40万円くらいなりました
やったーぜ、
その時の僕には、怖いものは何もなかったです。
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